7655ページの柱〜日本的なプルースト

2009.05 美術家連盟画廊(銀座)

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すべてをさらすのではなく、サワリだけであとはにおわす。
説明過ぎはむしろ野暮。

こんな日本的な「奥ゆかしい」文化を、これもまた日本固有の形態である、「カタカナ」を使って表現した。

世界最長の物語であるプルーストの「失われたときを求めて」をモチーフに、
日本語に翻訳された小説の、最初と最後の六文字「ナガイアイダ、」「トキノナカニ。」を鉄柱から切り出し、
その文字の狭間に、長い長い物語を想う。